2013年9月17日火曜日

インターンシップのむこう側 ― 先輩が学生だったころ の巻

久しぶりに登場、しもはらです。
先日、学生がインターンシップでお世話になったデザイン事務所にお礼に伺いました。

実はこの事務所、卒業生も働いているんです。

このアクティブな足元の持ち主がその人! 17期生の永戸さんです。
















デザイナー6年目の彼、
お会いするたびに大きくなって(成長しているという意味で)頼もしいんです。


インターンのお礼もそこそこに、話し込んでしまって…(スミマセン!><)
学生時代のこと、現在のお仕事のこと色々聞くことができました。


…ということで
グラフィックデザイナー永戸さんにインタビューしたよ「先輩が学生だったころ」の巻
 



Qインターンでは学生がお世話になりました。
 関わってみて、永戸さんも学生時代のこと思い出したりしました?

A少しだけ(笑)僕もイベントや行事にいろいろ参加してたな~って思い出しましたね。



Qどんな学生だったんですか?

A頑張ってました。イベントや行事だけじゃなく、デザインも。
 でも最初は、周りからどう見られるかをすごく気にしてたんですね。
 「頑張ってる自分酔い」をしてる時期でした。でもそれじゃダメだと思うんです。



Q「頑張ってる自分酔い」って何でしょうか?なぜダメなんですか?

A頑張っている自分自身に陶酔して満足してる状態です(笑)
 本質はそうじゃないですよね。
 デザインって、誰かを幸せにするものだと思うんです。
 だから自分を良く見せるために頑張るんじゃなくて、
 誰かの役にたつために頑張らないと意味が無い。
 そして、それに気がつくまでは視野が狭かったな、とも思いました。
 学校の枠の中だけで頑張ってたんです。
 学生のうちはそれでも良いかもしれませんけどね。



Q誰かを幸せにするデザイン…、視野の狭い自分…
 それに気がついたのはいつですか?

A就職行事の学内企業説明会に参加したときのことです。
 あるデザイン会社の社長とお会いして作品を見ていただきました。
 そのとき「いろんなところを見てみなさい。
 そしてゴタクを並べる前にやってみなさい」と言われたんです。
 そう言われて意識が変わりました。



Q意識が変わって、その後は?

A制作に対する姿勢が変わりました。
 課題だけじゃなく、実際のお店から依頼を受けてデザインしたり。
 知人のバンドのCDジャケットや、居酒屋さんのメニューなどなど。
 依頼主と直接やりとりしたからこそ勉強できたこともあります。
 相手が求めるものをどう形にするか、とか、ダメ出しされてもくじけない強さとか。



Qなるほど~、頑張り方も大切ってことですね。
 後輩(在校生やデザイナーを目指す高校生)に何かメッセージはありますか?

A「頑張ってる自分酔いに注意」です! 




長くなってきたので、「先輩が学生だったころ」の巻につづく…



 



1 件のコメント:

  1. [自分頑張ってる酔い」注意ってたしかに・・

    作品作ってると時々ななめに見てるとか
    客観的に見るとか・・いろんな人の
    意見もあったりして
    きっともう一回頑張る違う自分に成長するのかも
    しれない・・・・。

    ただ作品制作して直せない作品は
    作らないように気を付けましょう(苦笑)
    すごいことになります(-_-;)

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